Tinker Board , Raspberry Pi userイベントに参加してきました

2019年10月29日から31日にかけてtechshareのイベントが開催されました
三日間とも参加してきたので感想と、興味深かったものを報告します

ASUS Tinker Board User Conference 2019

Raspberry Pi Industry User Conference 2019

Industry IoT・AI開発Conference 2019


全体を通してエッジコンピューティングや画像解析の話が多く、
AIやIoTに対して力を入れていることがわかりました。

エッジコンピューティング用のTinker Boardが数種類発表され
Tinker Board EdgeTというものが興味深いと感じました。


GoogleのTensor Flow搭載のボードでDebianベースのMendelOSというものが
動くということです。
そこでC++やPythonを使用することによってapiを使用するというイメージです
(詳しく調べていないので間違っていたらすいません。)

Tinker Board用のカメラも新しいものが発表されていて
年内には深度が計測できるようなカメラが発表されるので
TOFセンサがTinker Boardで使用できるようになりそうです。

ラズベリーパイの最新情報
ラズベリーパイ4、3A+の技適が9月に通ったので、トラブルがなければ
年内には発売予定みたいです。
ラズベリーパイ4は教育用のスペックをはるかに超えており、
ハイレゾ音源、HDMIで4Kがデュアルで出力であること、POE対応になっています。
今後はラズベリーパイ4ベースのコンピュートモジュールも出る予定であり、これからは産業用に使用されていくことも考慮されているようである。

ラズベリーパイを使用した深層学習についても興味深いアプリケーションが出ていました。
Idein株式会社のActcastです。https://actcast.io/
ラズベリーパイのGPUで汎用計算ができるようなコンパイラとプラットフォームを
作成して提供している。
エッジデバイスにアプリケーションを遠隔インストールできるようになっており
マーケットプレイスでは単機能なエッジAIを作成して販売することもできる
ベータ版は無料で使用できるようになっているので興味があれば試すことができるようになっている

その他SPRESENSEやJETSONのセッションもあり興味深く聞きました。
特にJETSONのセッションの時には人が増えたのでその関心の高さがうかがえました。

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